朝晩がすっかり涼しくなり、秋の深まりを感じる季節となりました。10月は、火災保険の内容を見直すのにちょうどよい時期です。
保険料の改定について
保険会社によっては、2026年10月1日以降に保険期間が始まる契約から、火災保険料の改定を行っているそうです。建築資材や人件費の値上がりで、修理や再建築にかかる費用が上がっていることが背景にあるということでした。改定の有無や内容は、保険会社や建物の構造、所在地、築年数などによって異なります。次の更新でどう変わるのか、一度確かめておくと安心ですね。
秋の台風にも注意
台風というと夏のイメージがありますが、2019年10月の台風19号(令和元年東日本台風)では、群馬県内でも富岡市で土砂崩れによる人的被害が出るなど、大きな被害がありました。台風シーズンはまだ終わっていません。
見直しのポイント
●水災補償がついているか
保険料を抑えるために、水災補償を外している契約もあります。2024年10月からは、水災の保険料が市区町村ごとに5段階に分かれるようになったそうです。お住まいの地域のハザードマップとあわせて確認してみてください。
●保険金額が今の建築費に見合っているか
何年も前に決めた保険金額のままだと、建築費が上がった今では、建て直しの費用に足りなくなるおそれがあります。
●家財も補償の対象になっているか
建物だけを対象にしていて、家具や家電などの家財は対象外になっている契約も見かけます。床上まで水につかると、家財の被害も大きくなりがちです。
●地震への備えはどうか
地震を原因とする火災や倒壊などの損害は、一般的に地震保険でそなえるものとされています。地震保険は火災保険とセットで加入するもので、付帯されているかどうかは契約内容によって異なります。
また、以前は火災保険を最長10年で契約することができましたが、2022年10月からは「最長5年」と短くなりました。自然災害が増えて、長い期間のリスクを見通すことが難しくなったためということです。2022年9月までに10年契約で加入された方は、これから順に満期を迎えることになりますので、更新の際には、契約期間についてもあわせて担当者に相談してみてください。
もちろん災害は起こらないに越したことはありませんが、日ごろから、もしものときに頼れる備えをしておくことは大事です。この10月を機に、一度ご自身の火災保険の内容を確認してみてはいかがでしょうか。補償の内容や保険料のことで気になることがありましたら、ぜひ保険代理店の担当者に相談してみてください。

