野生動物との接触事故

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<野生動物の出没>

ここ最近、クマ被害のニュースを耳にしない日はありません。主食であるブナの実が今年大凶作であることが、クマが人里に食べ物を求めて降りてきている原因だと考えられているそうです。群馬県警でも以下リンクにあるように、今年の不作を予見し、秋以降のクマ被害について注意喚起をしています。

https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/676903.pdf

 

 山に囲まれた群馬県では、クマ以外にもシカやイノシシの人里の出没、山道での遭遇など以前から動物との接触事故の例がこれまでも多くありました。今回はとくに、車と野生動物との接触事故があった場合の、車両保険の適用について解説していきます。

<車両保険の種類>

 車両保険は、「一般型」と「限定(エコノミー)型」に大別されます。一般型は補償が手厚く、限定型は補償範囲が限定的である一方、保険料が割安です。

 数年前までは動物との接触事故を車両保険で補償するにあたり、限定型では補償できないこともありましたが、近年では限定型でも補償対象となるよう改定される保険商品が増えてきています。

 

<野生動物と車で接触したら>

 接触した動物が死亡している場合、一般道では市役所や町村役場、または警察に連絡します。高速道路では道路管理者に連絡します。または道路緊急ダイヤル(#9910)へ連絡しましょう。令和6年4月からはLINEアプリによる通報も可能になりました。

https://www.gov-online.go.jp/article/202508/entry-8566.html

<保険を使った場合の等級ダウン>

 クマやシカ、イノシシなどの野生動物との接触事故で保険を適用すると、多くの場合翌年は3等級ダウンとなります。ただし鳥については「飛来物」扱いとなり、1等級ダウンです。保険を使うかどうかの参考になさってください。

 動物との単独事故のみならず、対象動物を避けようとした他の車や人も絡んだ二次的な事故につながる可能性もあります。慌てずに対応をできるよう、日ごろからの補償範囲の確認が重要です。

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