2023年7月3日と7月31日夕方、活発な積乱雲が群馬県に通過し、大粒の雹が降りました。写真は、実際に7月3日に前橋市で降った雹を手のひらに乗せた写真です。3~4センチほどもあり、かなり大きなものでした。前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市など広い範囲で被害が確認されました。7月3日での雹害は、前橋市で188件の自動車被害が報告されています。
目次
被害の状況
【住宅・建物】
- 窓ガラスの破損:高崎市では住宅の窓が割れ、ケガをした方もいたと報告されています。前橋市でも「窓に頭が当たった」との通報がありましたが、大きな怪我には至らなかった模様です。
- 外壁・屋根・雨樋の損傷:前橋市・高崎市では、軒樋や竪樋に穴が空き、破損した事例も複数。
【車両】
- 車への被害:高崎市では店頭駐車中の車が雹で「べこべこ」になったとの報告があり、ルーフやボンネットにヘコミ被害が相当多数発生したと見られます。
- 前橋市の被害件数:7月3日の雹災害のときには、前橋市で車関連の被害が188件報告されています。
【農作・農業施設】
- 農作物・施設被害:農業への被害も甚大で、県内全体での被害総額は約4億5千万円に上り、そのうち前橋市・高崎市を含む地域では、野菜や果樹などが多く被災しました。
【列車への影響】
- 交通への影響:雹によって一部区間(高崎〜安中榛名駅間)の北陸新幹線で運転見合わせや遅延が発生するなど、交通にも混乱が生じました。
雹害には、保険が強い味方となります
1. 住宅被害(火災保険)
- 対象被害:窓ガラスの破損、屋根や雨樋(軒樋・竪樋)の破損、外壁の損傷
- 保険の種類:火災保険(多くの場合、自然災害による損害は補償対象)
- 事例:
- 前橋市・高崎市では「雹で軒樋に穴が開いた」「外壁に多数のキズがついた」被害が多数。
- 火災保険を使って雨樋をパナソニック製の高耐久品に交換した、など保険があったことにより修繕がスムーズに進んだ例が見受けられました。
2. 自動車被害(車両保険)
対象被害:ボンネット・ルーフ・トランクなどのヘコミ、ガラス割れ
保険の種類:自動車保険の「車両保険」
事例:
前橋市や高崎市で青空駐車の車のボンネットやルーフに多数のヘコミができたという例がありました。
車両保険を使って板金修理や交換対応、修理費用は数十万円規模。
ポイント:
雹は「飛来物」による損害なので、車両保険の一般条件なら補償対象。免責金額や1等級ダウンはありますが、翌年には等級は復活しますし、修理費が高額になりやすいので保険を使うメリットが大きいと言えます。
群馬県では5月から9月にかけてとくに雹害が発生しやすいと言われています。2年前の雹害のことを忘れることなく、保険の内容を今一度ご確認いただきたいと思います。